暴落相場

日経平均は、先週一週間で20,749円→17,431円のなんと-3,318円の大暴落となりました。騰落レシオも43.25%という過去最低?でしょうか。。火曜日寄りに予定通り買いで参戦しました。こんなに短期で結構な含み損をかかえたのも初めてかもしれません。問題は、ここからどういう展開をみるのかでしょう。シナリオは3つあると思っています。

 

  1. ヨーロッパや米国を中心に指数関数的な感染爆発を起こして患者が病院に殺到。スペイン風邪なみの本当のパンデミックが起こる
  2. かろうじて感染爆発を抑えつつ、4月を迎えて気温が上がってきたところで収束に向かうこと。
  3. 気温が上がってもコロナの感染力が収まらず、集団免疫ができるまで年単位で非常事態が続きそうなことが判明。そのため世界中で強力な自宅隔離命令が下り、世界景気が1-2ヶ月完全に止まる。

 

 感覚的には、1つ目の確率は1%以下と思っています。感染爆発が進めば先進国であっても都市封鎖など強引な施策を発動して抑え込むでしょうし、なにより中国での封じ込め実績もあるので何をやればいいのかはわかっていますし、インターネットの恩恵でその情報は世界で共有されています。スペイン風邪なみのパンデミックは現代では起こり得ないでしょう(そもそもコロナは致死率が低いですし)。


本命は2つ目でしょう。各国のゆるやかな封じ込め施策からも暗黙裡にそう認識されているかと思います。この事実が新規感染者の数字として明らかになるのは4月後半ぐらいでしょうから、株価はその前の3月下旬から4月前半が勝負どころかと思います。南半球や赤道周辺の温かい国々でのここ数週間の感染者数の少なさを見ても、気温上昇で抑え込める可能性が高いと私は思っています。もしこのシナリオなら株価は暴騰して、日経平均が一日で2000円以上、騰がる日もあるかもしれません。