実体経済との乖離

株式市場と実体経済との乖離が非常に大きくなっています。ここ1週間ずっと考えているのは、この新型コロナはもう2ヶ月間のロックダウンで各国が封じ込めるしかないのではないかと感じています。集団免疫は社会的混乱が大きすぎること、ワクチン開発は2年以上先になること、さらにうまく効果を発揮しない確率のほうが高いこと、治療薬も微妙でとても1年やそこらで特効薬が出るとは考えにくいこと、などを考えると、封じ込めしかないのではないでしょうか。そこで日本が参考にすべきは、韓国や台湾かと思います。中途半端な緊急事態宣言では長引きそうですが、あと2ヶ月ぐらいで新規感染者をゼロまでもっていければベストでしょうか。そういう方針が明確になって達成可能に思える状態(例えば東京の新規感染者数が一桁とかの日がでてくる)になって、相場は反騰にはいるように思います。それまでは19年度決算の下方修正ラッシュで5月はかなり調整すると考えています。