セルインメイ

日経・NYダウともに最悪なファンダメンタルズに比してとても強い展開です。中央銀行によるなりふり構わぬ流動性供給によるハイパーインフレ警戒もささやかれていますが、インフレ懸念は現段階ではなしと判断しています。今回のコロナ禍では、戦争とは異なり生産設備などにはダメージがなく、供給懸念はほぼないこと、逆に景気低迷で失業率上昇による需要減退が鮮明です。いくら政府・中央銀行が資産買い上げても(買い上げ額はもう限界に近いとは思いますが)、市中に出回らないでしょう、キャッシュイズキングです。特に米国でコロナ禍が長期戦の様相を呈していることからNYダウの下落は、遅かれ早かれやってくるものと思います、当然ながら連れて日経も相当程度下落するでしょう。3月期決算もぼろぼろで歴史的なEPS急落となっています、暴落待ったナシでしょう。